更新日:2023/10/13
光回線の契約先がわからない!確認するための方法は?
光回線を利用するにあたって、「通信速度が遅い!」「料金が高い!」といったような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?乗り換えを検討しているけれども、今使っている光回線の契約先がわからないと手続きを進められず困ってしまいますよね。
本記事では、光回線の契約先がわからない場合の対処法をご紹介します。
光回線の契約先がわからないときの確認方法
光回線を利用するときには、光回線事業者とプロバイダーの2か所と契約している場合があります。
光回線事業者とプロバイダーには以下のような役割があります。
- 光回線事業者:光ファイバーケーブルを宅内に通しインターネットをするための「道」を提供する
- プロバイダー:インターネットを利用するためのサービスを提供する
そのため光回線契約の解約時や変更時は、光回線事業者とプロバイダー双方の契約確認が必要です。それぞれの確認方法について、詳しく解説していきます。
契約中の光回線事業者の確認方法
契約内容によっては、光回線事業者とプロバイダーがセット契約になっている可能性もあります。まずは、契約中の光回線事業者を確認する方法をご紹介します。
契約書類を確認する
契約時の確認書類で、光回線事業者を確認できます。契約書類が残っている場合は、記載されている連絡先に問い合わせて、契約状況を確認しましょう。
契約者向けサイトにログインするためIDやパスワードがわかれば、Webサイト上で契約内容を確認することもできます。
支払い明細を確認する
インターネット料金が引き落としされている口座の通帳や、クレジットカードの明細から確認できます。光回線事業者名が確認できたら、該当の事業者のサイトやカスタマーセンターで契約情報を確認しましょう。
ただし、携帯電話や固定電話とまとめた請求になっていたり、請求代行業者からの請求になっていたりする場合は光回線事業者が特定できないこともあります。
マンション一括型の場合は管理会社や大家さんに確認する
賃貸にお住いの場合は、個別の契約ではなくマンション一括型の契約になっていることがあります。ご自身でインターネット契約をした覚えがない場合は、入居時の書類などに記載がないかチェックしてみましょう。
マンション一括型の契約になっていると、個人で光回線の契約を変更できない可能性があります。詳細は、入居先の管理会社や大家さんに問い合わせてみましょう。
プロバイダー情報を忘れたときの確認方法
光回線事業者の確認はできたけれども、プロバイダー情報がわからないときは以下の方法を試してみましょう。
契約中の光回線事業者に確認する
光回線とプロバイダーがセットになっている場合は、契約中の光回線事業者に問い合わせることで契約中のプロバイダーを確認できます。光回線事業者の契約書類や、契約者向けサイトでプロバイダー情報が記載されていないかチェックしてみましょう。
記載されている箇所が見つからない場合は、光回線事業者のカスタマーセンターへ問い合わせてみましょう。
メールアドレスのドメインを確認する
プロバイダーが提供しているメールアドレスを利用している場合は、ドメイン名でプロバイダーを確認できます。ドメイン名とは、メールアドレスの「@」よりうしろの部分を指します。
例えば、「abcde@example.com」というメールアドレスの場合は「example.com」がドメイン名となります。ドメイン名がわかったらインターネットで検索して、該当したプロバイダーに問い合わせしてみましょう。
光回線を乗り換えするときの注意事項
光回線の契約内容を確認した結果、乗り換えを検討するときには以下の点に注意しましょう。
解約金や撤去費用がかかる場合がある
契約内容によっては、更新月以外は解約金がかかる場合や、光回線を撤去する際に費用がかかる場合があります。
乗り換えの手続きを進める前に、乗り換え時にかかる費用について事前にしっかり確認しておきましょう。
メールアドレスや電話番号が変わってしまう場合がある
プロバイダーを解約すると、プロバイダー提供のメールアドレスが利用できなくなってしまいます。メールのやりとりをしている相手がいる場合は、相手にメールアドレスが変更になる旨を事前に伝えておきましょう。Webサイトなどの会員登録時にプロバイダーのメールを利用している場合は、連絡先のメールアドレスを別のアドレスに変更する必要があります。
また、光電話を契約している場合は、光回線を解約すると同じ電話番号が利用できなくなる恐れがあります。同じ電話番号を使用したい場合は、「番号ポータビリティー」の利用が可能かどうか乗り換え前に光回線事業者に確認しておきましょう。
オプションの解約忘れに注意
光回線事業者とプロバイダーをセットで契約している場合は、光回線事業者の解約時にプロバイダーも同時に解約されます。
ただし、プロバイダーの追加オプション(セキュリティーサービスや有償サポートなど)を契約していた場合は、プロバイダーで個別に解約手続きが必要になる場合があります。
光回線解約時に自動解約されないオプションがないかどうか、乗り換え前にプロバイダーに確認しておきましょう。